Research Opportunities for UndergraduaTEs
理工学部・学部学生が最先端の研究に参加できるプロジェクト

Project lists

2022年度春学期(今学期)
研究テーマの詳細については各教員に問い合わせてください。
渕脇 大海 准教授
小型ロボット・機構・アクチュエータの開発「機構」・「回路」・「計測」・「制御」
参加 学生 募集中
教員メールアドレス ""を"@"に ohmifynu.ac.jp
定員 3名
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テーマ概要 小型ロボット・機構・アクチュエータの「機構」・「回路」・「計測」・「制御」の開発を行います.具体的には,要望を聞いて,テーマ調整します。研究室Web参照

テーマの例:

<制御>
・メカナム型自走ロボットのAIカメラ・赤外線センサによる自動制御

<アクチュエータ>
・圧電アクチュエータの入力波形の開発
<回路>
・小型FPGAのプログラミング
履修済みであることが望ましい科目 参考文献を提供:機構学、電気回路、マイコン、トランジスタ回路、Pythonによる機械学習,AIカメラによる機械学習、制御工学、信号処理
必要スキル 各種プログラミング(C、Pythonなど),マイコン制御、電気・電子回路 ロボコンなど、ものつくりに興味がある人を募集します。
その他 ・各自のスケジュールに合わせ,週1・長期休暇に活動
・活動場所は、自宅・研究室どちらでもOK
・テーマを分割して簡単な問題から順番に取り組む。
前田 雄介 教授
スマートグラスを用いた折り紙支援システム
参加 学生 募集中
教員メールアドレス ""を"@"に maedaynu.ac.jp
定員 1名
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テーマ概要 本研究室では動力学シミュレーションを用いた折り紙シミュレータを開発し,一定程度複雑な折り紙作品とその作成過程をコンピュータ上で表現することに成功している.また,このシステムを用いた折り紙支援システムを開発中である.
本テーマでは,スマートグラスを用いて,両手をふさぐことなく折り紙の折り作業の支援を行えるシステムの開発を行う.実物の折り紙に重畳してシミュレータ画面を表示することで,複雑な折り紙の制作が誰でも容易に行えるようにすることを目指す.すでに音声コマンドを用いてコマ送りを行えるシステムを開発済みだが,より使いやすく効果的な支援の実現を図る.
履修済みであることが望ましい科目 物理学I B
その他 C#等のプログラミング能力の修得に意欲的に取り組む必要がある.
加藤 龍 准教授
医療・福祉に役立つサイボーグ技術を創出しよう
参加 学生 募集中
教員メールアドレス ""を"@"に kato-ryu-cyynu.ac.jp
定員 2名
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テーマ概要 加藤研究室では,上肢欠損者の運動機能を代替する筋電義手(筋収縮時に発生する生体信号で制御する電動義手)や手指麻痺リハビリのための外骨格型パワーアシスト装置など,サイボーグ技術の医用福祉・リハビリ応用に関する研究に取り組んでいます.今学期の ROUTE project では,下記のテーマを,加藤研究室の一員として解決してくれる学生を募集します.
1. 上肢麻痺者のための電動外骨格・電気刺激を併用した運動補助具の開発
2. 先天性手指欠損児のための小型筋電義手の開発
3. 手指神経の外科的移行を用いた上肢筋電義手の制御
4. Neuro-prosthesis の身体認知メカニズムの解明 –人工義手を自分の手
として感じるにはどうしたらよいか?
5. ヒューマノイドハンドを用いた腹腔鏡下手術支援システムの開発
6. 拡張人工肢に関する研究~第 3 の手プロジェクト
※全ての研究は,医療系研究機関との共同研究となります.
※他テーマも応相談
履修済みであることが望ましい科目 力学演習I,II,計算工学基礎など
必要スキル プログラミングや3DCADができることが望ましいが,一番は やる気と根性
荒木 拓人 教授
燃料電池・水電解装置内の現象解明

※ 企業との共同研究テーマ
参加 学生 募集中
教員メールアドレス ""を"@"に tarakiynu.ac.jp
定員 2名
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テーマ概要 排出二酸化炭素による気候変動も大きな問題ですが,ウクライナを含めほぼすべての紛争・戦争にはエネルギーの奪い合いの側面があります.平和な生活のためにも自然エネルギーの大量導入は有効です.ただ,自然エネルギーは一般に時間変動や地域の偏りが大きいため,大量導入するためにはエネルギーの貯蔵や輸送技術も同時に必要です.ここ数年,冬に電力不足が報道されますが,暖房需要が増える寒いときは,天候も悪く太陽光が働かないことが主な要因です.
貯蔵技術として現状は揚水や二次電池などが一部用いられていますが,どちらも容量や貯蔵性などが十分でなく,水素などの燃料(化学エネルギー)としての貯蔵・輸送が必要だと当研究室を含め多くの人は考えています.
Route生として志望した場合は,最初の1か月ほどは,現状の技術や社会の問題点,研究室ではどんな研究を行っているかを調べてみてください.研究室内では,さまざまなテーマの実験とシミュレーションを行っています.その後に,興味が生まれたテーマに取り組んでみてください.もちろん,最初から「こんなことをやってみたい!」というテーマがあればそれに取り組むことも歓迎です.
その他 候補となるテーマはさまざまでここには書ききれません.研究室見学・インターンくらいの気持ちで,まずは参加してみてください.
佐藤 恭一 教授
電動・流体ハイブリッドアクチュエータを用いたパワーアシストデバイスの開発
参加 学生 募集中
教員メールアドレス ""を"@"に sato-yasukazu-zmynu.ac.jp
定員 2名
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テーマ概要 パワーアシストデバイスは,人間の諸動作での腕や足の動きに,アクチュエータが発生するアシスト力を付加することにより,人間の運動負荷を軽減するもので,福祉・介護や,重量物を扱う機械組立・修理などへの適用が期待されている.
そのアクチュエータの駆動には電動式(モータ),空気圧式,液圧式などがあり,一長一短がある.電動式(モータ)は高精度な制御ができるが,一般的に,大きな出力を得るためには大型で重くなり,コストも高い.空気圧式は,軽量で,空気の圧縮性によりソフトなアシスト力の付加ができ,人間への装着向けには適しているが,大きな出力を得るためにはその容積が大きくなる.液圧式は高圧力を用いることにより単位重量当たりの出力は大きいが,人間への装着向けとしては操作性や安全性の面で課題がある.
当研究テーマでは,屋外での大型機械の部品交換や重量部品の取り付け作業における作業者負担軽減に焦点を当て,各種アクチュエータ駆動方式の長所を組み合わせた高出力ハイブリッドアクチュエータとその制御システム,および,容易に脱着できる軽量高出力なハイブリッドアクチュエータ搭載のパワーアシストデバイスを開発する.
ROUTEでは,一連のハイブリッドアクチュエータ開発プロジェクトの一部を分担する.
履修済みであることが望ましい科目 機構学,機械設計,機械要素設計製図,機械加工実習,自動制御
必要スキル 自分自身で簡単な部品を設計,製作(加工)する意欲がある人.
その他 佐藤研究室が設定する2つのROUTEプロジェクト合計で,定員を最大2名とします.
佐藤 恭一 教授
磁界により制御される磁気粘性流体のトラクション力を利用した回転動力伝達機構の開発
参加 学生 募集中
教員メールアドレス ""を"@"に sato-yasukazu-zmynu.ac.jp
定員 2名
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テーマ概要 磁気粘性流体(Magnetorheological Fluid,以下MRF)は,磁界の強さに応じて粘性が大きく変化する機能性流体であり,磁界が無い場合は通常のオイル同様の流動性があるが,磁界が強くなるにつれてオイル中の磁性微粒子が鎖状クラスタ(鎖状のつながり)を形成し,そのクラスタが切断される抵抗により粘性が増大する.
これまでに,摩擦力を使わない電磁ブレーキや電磁クラッチに実用例がある.これらはMRFの粘性が磁界で制御できることを利用して運動体の運動(または相対運動)を止めるものである.
本研究ではMRFの粘性が磁界の強さで制御できることに着目し,歯車伝動やベルト伝動による回転動力の伝達を,回転円板間または回転円筒間にある微量のMRFの高粘性による回転動力伝達で実現することを目的としている.回転体同士の接触が無い回転動力伝達,すなわち,歯のない歯車,ベルトやチェーンのない巻き掛け伝動を実現し, MRFの粘性(流体の高粘性により引きずる力:トラクション力)制御による両回転体間の無段変速機能や,動力遮断・接続のクラッチ機能も付加するものである.
ROUTEでは,磁界により制御されるMRFのトラクション力を利用した回転動力伝達機構の開発プロジェクトの一部を分担する.
履修済みであることが望ましい科目 機構学,機械設計,機械要素設計製図,機械加工実習,自動制御
必要スキル 自分自身で簡単な部品を設計,製作(加工)する意欲がある人.
その他 佐藤研究室が設定する2つのROUTEプロジェクト合計で,定員を最大2名とします.
丸尾 昭二 教授
ガラス3Dプリンティングの研究

※ 複数の教員が指導する共同研究テーマ
※ EP横断の共同研究テーマ
参加 学生 募集終了
教員メールアドレス ""を"@"に maruo-shoji-rkynu.ac.jp
定員 1~2名
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テーマ概要 ガラスは,光技術,化学分析から食器まで私たちの生活に幅広く活用されています.通常,ガラスは,固くてもろいので加工が困難なため,高温で溶かして型に流し込んだり,溶剤で溶かして所望の形状に加工しています.このため,複雑な3D形状や微細形状の加工には限界がありました.そこで,近年,ガラスを用いた3Dプリンティングに関する研究がすすめられています.本研究室では,化学EPの飯島志行研究室と共同で,世界最速で3Dガラス構造体を作製できる高精細な3Dプリンター(マイクロ光造形法)を独自に開発しています.
本研究では,マイクロ光造形法を用いて,ガラスの3D構造体を作製し,マイクロレンズやマイクロ流体回路に応用する研究に取り組みます.ぜひ、我々と一緒に、世界最速のガラスの3Dプリンティグ技術の開発と応用に挑戦しましょう!
必要スキル 3D CAD (Solidworksなど)を使用して3Dモデルを作製します。3D CADが使えることが望ましいですが,まだ製図で履修していない場合には,研究室で使い方を学ぶことができます.先輩もサポートしてくれるので,最初は使えなくても問題ありませんので安心してください.
その他 3Dプリンティングを専門とする丸尾が,3Dプリント技術を指導し,ガラスや樹脂材料に関しては,向井助教(丸尾研)と化学EPの飯島志行准教授がサポートします.
丸尾 昭二 教授
マルチマテリアル3Dプリンティングの研究

※ 複数の教員が指導する共同研究テーマ
※ EP横断の共同研究テーマ
参加 学生 募集終了
教員メールアドレス ""を"@"に maruo-shoji-rkynu.ac.jp
定員 1~2名
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テーマ概要 本研究室では,世界で最も高精細な3Dプリンター(マイクロ光造形法)を独自に開発しています.この技術では,青色・紫外レーザーや超短パルスレーザーを光硬化性樹脂に集光させて,複雑な3次元微小モデル(数10µm〜数mmサイズ)を自在に作製できます.最近では、複数の材料を用いて3Dプリント部品を作製できるマルチマテリアル3Dプリント技術も開発しています.応用研究としては,マイクロソフトロボットなどの微小機械や,マイクロレンズなどの光学素子,歯科や再生医療に役立つセラミックス部品など、さまざまなマイクロ・ナノ構造を作製しています.
本研究では,まず, マイクロ光造形法を用いて,3D-CADモデルから3Dモデルを造形する技術を習得します.そして、応用例として,屈折率の異なる材料を用いた高機能なマイクロレンズや硬さの異なる樹脂を用いたマイクロロボットなどを作製します.ぜひ、3Dプリンティグによるものづくりを楽しんでてください!
必要スキル 3D CAD (Solidworksなど)を使用して3Dモデルを作製します。3D CADが使えることが望ましいですが,まだ製図で履修していない場合には,研究室で使い方を学ぶことができます.先輩もサポートしてくれるので,最初は使えなくても問題ありませんので安心してください.
その他 3Dプリンティングを専門とする丸尾が,3Dプリント技術を指導し,高分子化学を専門とする向井助教が,3Dプリント用材料の作製法などを指導します.また,マイクロロボットのテーマを選んだ場合には,電子情報システムEPの下野准教授がサポートします.
丸尾 昭二 教授
レーザー光で操るマイクロマシンの研究

※ 複数の教員が指導する共同研究テーマ
※ EP横断の共同研究テーマ
参加 学生 募集終了
教員メールアドレス ""を"@"に maruo-shoji-rkynu.ac.jp
定員 1~2名
資料(PDF) download
テーマ概要 本研究室では,世界で最も高精細な3Dプリンター(マイクロ光造形法)を独自に開発しています.この技術では,超短パルスレーザーを光硬化性樹脂に集光させて,複雑な3次元微小モデル(数10µmサイズ)を自在に作製できます.
本研究では,マイクロ光造形法を用いて,3D-CADモデルからマイクロマシンを作製する技術を習得します.そして,応用例として,レーザー光によって遠隔駆動が可能なマイクロマシンを開発します.これまでは,図1のように,シャフトで基板に拘束されたマイクロポンプやマイクロピンセットを開発してきましたが,本研究では,液体中を自由に動き回るマイクロマシン(マイクロスイマーと呼ばれています)の研究を行います。このようなマイクロスイマーは,体内に入って薬を放出する医療用マイクロマシンや,細胞や卵子などを自由に操るマイクロロボットなどへの応用が期待されています.ぜひ、3Dプリンティグによるものづくりを楽しんでてください!
必要スキル 3D CAD (Solidworksなど)を使用して3Dモデルを作製します。3D CADが使えることが望ましいですが,まだ製図で履修していない場合には,研究室で使い方を学ぶことができます.先輩もサポートしてくれるので,最初は使えなくても問題ありませんので安心してください.
その他 光造形や光工学を専門とする丸尾が,マイクロ3Dプリント技術に加えて,レーザー光で微小物体を遠隔操作する光ピンセットと呼ばれる技術を指導します.細胞を用いる検証実験を行う場合には,バイオEPの福田研究室や飯島一智研究室と共同研究も実施します.
北村 圭一 准教授
空飛ぶクルマの空力設計

※ 企業との共同研究テーマ
参加 学生 募集中
教員メールアドレス ""を"@"に kitamuraynu.ac.jp
定員 1名
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テーマ概要 “Mark my words: a combination airplane and motorcar is coming. You may smile, but it will come.” – Henry Ford, 1940.
「空飛ぶクルマ(eVTOL)」の開発は人類,特にエンジニアの長年の夢でした.その開発がいよいよ本格化し,世界中のメーカが競って関連プロジェクトを立ち上げ始めています(日本も国として本腰を入れ始めています).ただしその外観や機能は様々であり,一見レーシングカーに見えるものから,航空機に近いものまで非常に幅広い選択肢があります.こうした中,本テーマでは学生の自由な発想から空飛ぶ車を設計し,その実現性を数値流体力学(Computational Fluid Dynamics, CFD※)により議論してもらいます.空気力学やCFDを実際のモノづくりへ活用する経験を通し,これらの学問への理解をより一層高めてもらう事も狙いの一つです.なおJAXAとの共同研究を行う可能性もあります.
※ 近年の車や航空宇宙機の開発(空力設計)においては,CFDの活用が当たり前になってきています.CFDには「実験を行わなくても(あるいは,行えなくても)車体・機体の空力特性や流体場の詳細がシミュレーションで分かる」という大きなメリットがあります.これにより,実際に高価な車体・機体を作る前の段階で,(CADで)作成した形状の空力特性を把握する事が出来ます.
履修済みであることが望ましい科目 流体力学I、流体力学II、空気力学、数値流体力学入門、基礎流体解析(必須ではありません)
必要スキル Fortran、Linuxの知識(配属されてからの習得で十分です)
その他 空気力学や航空宇宙分野,そしてこれらの応用に興味がある人向けの研究テーマです.  ※ 感染症対策のため,在宅による活動をお願いする場合があります
北村 圭一 准教授
新型コロナ等の感染経路特定に向けた空気流のシミュレーション
参加 学生 募集中
教員メールアドレス ""を"@"に kitamuraynu.ac.jp
定員 1
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テーマ概要 “The very first requirement in a hospital is that it should do the sick no harm.” – Florence Nightingale, 1863.
およそ200年前に産まれたナイチンゲールは,既に病院内の換気の必要性を訴えていました.新型コロナCOVID-19を引き起こす「SARS-CoV-2ウィルスが空気感染する」とWHOが発表した今(朝日新聞デジタル,「コロナは空気感染が主たる経路」 研究者らが対策提言https://www.asahi.com/articles/ASP8W6KSKP8WULBJ00H.html,2021/09/13アクセス),建物内の空気流の予測は非常に重要な課題となっています.本テーマでは,これを数値流体力学(Computational Fluid Dynamics, CFD※)を用いて,とりわけ学内で重要な講義室等を対象に予測してもらいます(換気や座席配置,パーティションの影響も調査).空気力学やCFDを実際の空気流へ活用する経験を通し,これらの学問への理解をより一層高めてもらう事も狙いの一つです.
※ 近年の車や航空宇宙機の開発(空力設計)においては,CFDの活用が当たり前になってきています.CFDには「実験を行わなくても(あるいは,行えなくても)車体・機体の空力特性や流体場の詳細がシミュレーションで分かる」という大きなメリットがあります.これにより,実際に高価な車体・機体を作る前の段階で,(CADで)作成した形状の空力特性を把握する事が出来ます.
履修済みであることが望ましい科目 流体力学I、流体力学II、空気力学、数値流体力学入門、基礎流体解析(必須ではありません)
必要スキル Fortran、Linuxの知識(配属されてからの習得で十分です)
その他 空気力学や航空宇宙分野,そしてこれらの応用に興味がある人向けの研究テーマです.  ※ 感染症対策のため,在宅による活動をお願いする場合があります.
百武 徹 教授
流体力学を医療に役立ててみよう
参加 学生 募集終了
教員メールアドレス ""を"@"に hyakuynu.ac.jp
定員 1〜2名
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テーマ概要 1. 循環器疾患と流体力学
血管径が数十マイクロメートルの微小血管では,血管径と血管内を流れる赤血球の大きさが同程度になり,血管内流れは複雑となります.ここでは,赤血球を含む血液の流れと脳梗塞や心疾患など様々な循環器疾患の関連性について調査します。
2. 不妊症と流体力学
生殖細胞である精子が,卵管内粘液中でどのような運動をするのかを流体力学的観点から研究します.ここでは,マイクロ流体システムによる不妊症の治療に向けた運動良好精子選別チップに関する研究を行います。

これらの研究テーマを通して,機械工学EPのカリキュラムで受講した科目が実は医療分野にもつながっていることを体験できると思います.
履修済みであることが望ましい科目 流体力学関連の授業(必須ではありません)
必要スキル 特にありません。また、流体力学の授業を履修していなくても「流れ」と「医療」に興味のある学生は大歓迎です。
尾崎 伸吾 教授
月・惑星探査ローバ用車輪の走行シミュレーション

※ 企業との共同研究テーマ
参加 学生 募集終了
教員メールアドレス ""を"@"に ozaki-shingo-xdynu.ac.jp
定員 1名
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テーマ概要 オフロード車両の車輪や履帯などの足回りと大地の相互作用を取り扱う学問分野をテラメカニクス(terramechanics)と称します.現在,本研究室では,テラメカニクスに関する研究プロジェクトを産学官の共同で展開しています.その中の一つに月・惑星探査用ローバの走行部の開発や災害用建設ロボットの開発があります.これらに代表されるオフロード車両は,月・惑星表面や災害現場などの極限環境下での作業を強いられます.そのため,走行特性のシミュレーションは実際の運用において極めて重要なファクターとなります.特に,軟弱な地盤を走行する車両においては,走破性・登坂性・旋回性・エネルギー効率の観点から走行部の更なる高度化が望まれています.別の言葉で言い換えると,低重力環境下においてフカフカの砂漠のような路面を少ないエネルギーで自由に走行でき,決してスタック(ホイールが空転して身動きが取れない状態)しない足回りの開発が望まれています.
本研究では,下図に示すような,独自のテラメカニクスモデル(接触モデル)を用いた走行シミュレーションに取り組みます.まず,基礎理論ならびにMatlab/Simscapeを用いたプログラミングについて学びます.その後、探査ローバ用車輪を対象に、各種条件下(車輪の仕様、路面の条件など)での走行特性について評価します.
履修済みであることが望ましい科目 材料力学,機械力学,機械要素設計製図
必要スキル 必須では無いが,3D CAD, Matlabなどのスキルがあることが望ましい.
その他 How to get unstuck を合言葉に一緒に研究を楽しみましょう. 大学院生や卒研生と共同で取り組んでもらう予定です.なお,在籍学生多数のため専用の個人用机は提供できません.
井上 史大 准教授
ナノテクノロジーの最先端半導体製造プロセスへの適応検討

※ 複数の教員が指導する共同研究テーマ
※ EP横断の共同研究テーマ
※ 企業との共同研究テーマ
参加 学生 募集中
教員メールアドレス ""を"@"に inoue-fumihiro-tyynu.ac.jp
定員 1
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テーマ概要 自動運転等による輸送機器の自動化、Beyond 5Gによるスマートシティ、VR/ARによるデジタルサービス、オンライン診療による遠隔診療等これらすべてにおいて電子デバイス(半導体)が重要な役割を担っています。
私たちの研究室では最先端のデバイスを製造するための様々なナノレベルの加工技術、そのメカニズムを研究しています。複数の大手半導体関連企業とかなり密接な協力関係を築き、研究が実際の製品に役立つ努力をしています。半導体プロセスに関する基本的な知識を深め、幅広い見識や知見を得てもらいたく思います。
必要スキル 研究に対する興味、熱意
その他 本研究室では半導体の業界動向なども深く学べます。半導体分野に興味がある、もしくは将来の夢が決まっていない、そういった方は是非ご検討ください。
鷹尾 祥典 准教授
電気推進ロケット|燃焼ではなく電気を使った宇宙推進機
参加 学生 募集終了
定員 1~2名
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テーマ概要 一般にロケットは燃料(推進剤)と酸化剤を燃やすことで発生する高温高圧のガスをノズルで超音速に加速して推進力(推力)を得ます。これは化学反応を利用していますので、化学推進と呼ばれます。一方、燃焼は利用せず推進剤に電気の力(電力)を使って推進剤を高速に加速することで推力を得る電気推進ロケットがあります。恐らく皆さんにもお馴染みの小惑星探査機「はやぶさ」、そして、その後継機「はやぶさ2」にはこの電気推進ロケットの一つであるイオンエンジンを使っています。

このイオンエンジンでは中にプラズマと呼ばれる電離気体(イオンと電子とに分かれた状態)を生成し、そこから電位差(静電場)でイオンだけを高速に引き出して推力を生み出します。宇宙機を推し進める力はとても小さいですが、燃費が非常に良いため少ない推進剤でたくさん加速することができます。なお、実際にはイオンだけではなく、中和器と呼ばれる電子源から電子を放出する必要があります。何故なら、正の電荷を持つイオンだけを引き出すと宇宙機はどんどん負に帯電し、せっかく引き出したイオンが宇宙機に戻ってきてしまうからです。中和器から電子を放出しながらイオンビームを高速に噴き出すことで、電気的に中性な高速ビームを得ることができます。

本テーマはこの電気推進ロケットを対象としたものです。実験やスーパーコンピュータでの数値シミュレーションを活用して、電気推進機の性能評価を行います。具体的な活動内容は、授業の負荷状況や当研究室での活動状況を踏まえて、相談しながら決めることになります。

履修済みであることが望ましい科目 特に無し(高校物理が分かれば何とかなると思います)
必要スキル 好奇心と積極性
その他 電気推進に関する授業は3年秋学期の「推進工学基礎」まで無いため、未知な領域と思いますが、当研究室の学生と一緒に学んで行きましょう。不明点・疑問点は気軽にメールでご質問下さい。
松井 和己 准教授
YNU三密回避ナビにおける人数推計アルゴリズムの改良

※ 複数の教員が指導する共同研究テーマ
※ EP横断の共同研究テーマ
※ 企業との共同研究テーマ
参加 学生 募集中
教員メールアドレス ""を"@"に kzmynu.ac.jp
定員 2名
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テーマ概要 新型コロナウィルスの感染拡大を防止するためには,三密の回避や新しい生活様式の徹底など学生ひとりひとりが高い意識を持って行動することも重要になります.特に,昼食時や講義のない時間帯(オンデマンド形式で開講される講義時間も含む)では,学生たちが滞在するスペースを適度に分散させることが大切です.
このための情報提供として,日本電気株式会社(NEC)の技術協力を受けて「YNU三密回避ナビ」を開発して運用を開始(http://k-navi.ynu.ac.jp)しました.これは,個人が所有する携帯端末が発しているWifi電波を捕捉して,空間ごとの混雑度を測定して可視化するもので,キャンパス内に約120台の端末を設置しています.
本プロジェクトでは,これらの端末内部で処理している人数推計アルゴリズムをを改良します.センサー端末が検知するWifi信号や付属設置した環境センサーなどの計測データから,機械学習などを用いて在室人数の推測精度を向上させることを目的とします.
基本的に,学生の所属EPは問いません.
履修済みであることが望ましい科目 コンピュータ系,プログラミング系の科目
必要スキル プログラミングの経験があること(開発言語は不問)
その他 実際に稼働している情報システムが収集するデータを取り扱うプロジェクトです.現在進行形のIoTシステムの開発プロジェクトに参加する経験は,貴重な事例だと思います.
松井 和己 准教授
マルチスケール解析のベクトル演算ユニットへの実装

※ 複数の教員が指導する共同研究テーマ
※ 企業との共同研究テーマ
参加 学生 募集中
教員メールアドレス ""を"@"に kzmynu.ac.jp
定員 2名
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テーマ概要 構造物レベルでは一様だと考えられる金属材料であっても,顕微鏡などでその組織を観察すると非常に複雑な内部構造を有していることがわかっています.これら材料の微視構造における力学現象と巨視的に観察される材料の機械的特性との関係を明らかにすることを目的にして,本研究室では「マルチスケール解析手法」の研究を行ってきました.これは,微視構造とマクロ構造の両者に対する数値シミュレーションを同時に実施するものなので,従来の数値シミュレーションと比べて非常に多くの計算機資源を必要とするため,分散メモリ型の並列計算機を前提とした並列処理が実施されてきました.
本テーマでは,従来の並列処理に加え,ベクトル演算ユニット(NEC,SX-Aurora Tsubasa)を利用して,さらなる処理時間の短縮(ベクトル化による高速化)を狙います.特に2022年度の春学期は,シミュレーション対象の領域(~数十万メッシュ)に対する数百万行の連立方程式をベクトルユニットに処理させることを目標とします.そのためのアルゴリズムとそれを処理するプログラムを開発し,処理時間がどのくらい短縮できたのかを評価します.
履修済みであることが望ましい科目 力学系の科目(材料力学),コンピュータ系・プログラミング系の科目
必要スキル プログラミングとCADの経験があることが望ましい
太田 裕貴 准教授
iPhoneで動く自分独自のウェアラブルデバイスを作ろう

※ EP横断の共同研究テーマ
※ 企業との共同研究テーマ
参加 学生 募集中
教員メールアドレス ""を"@"に ota-hiroki-xmynu.ac.jp
定員 1名
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テーマ概要 現在、ロボット、車など産業機械はセンサの塊になっています。今後も、その状態は衰えることなく更にセンサの集積化と汎用化がすすむと考えられています。センサの身近な使用例として、近年、Apple watchに代表されるように、産学で先進的なセンサを用いたウェアラブルデバイスの開発がおこなわれています。研究の分野では柔らかい材料(ゴム材料)を用いることで冷えピタシートのような形でセンシングとシグナル伝送ができるデバイスが提案されています。本研究テーマでは、体温センサの作製とBluetoothを用いたシグナル伝送システムの作製して、それをiPhoneで動かしてみましょう(図1)。もちろん、基礎機械工学を学んだだけでは上に書いたような開発をしたことがないと思います。先輩、スタッフ、教員が十分なサポートをしますので、ぜひ新しい分野に飛び込んでみてください!
その他 電気回路設計・情報処理のスキルがあるとより良い。しかしながら太田研では十分な経験があるので何よりも学習していくことが大切です!
太田 裕貴 准教授
VRで手の動きを表現しよう

※ 企業との共同研究テーマ
参加 学生 募集中
教員メールアドレス ""を"@"に ota-hiroki-xmynu.ac.jp
定員 1名
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テーマ概要 近年、VR(仮想現実)の期待が大きくなっている。太田研では、柔らかく高感度なセンサーの開発研究をしている。近年の加速度センサーやジャイロセンサー等が大きな進歩を遂げている。太田研では、それらセンサーを集積化することで手などの細かい動きを検出できる次世代ウェアラブルデバイスを開発している。将来的には、更に機械学習を、そのシステムの中に組み込むことでじゃんけんなどの動きを評価できるようなシステムの構築を目指している。
 太田研では、このような次世代の先進的なウェアラブルデバイスの独自技術を有している。一方で、ソフトウェア技術等に関しては、まだ改善の余地がある。そこでRoute研究では、そのように太田研で開発したウェアラブルデバイスとVR空間を連結する。システムの構築を行う。実際には手の動きをVR空間で表現できるようなシステムを開発する。基本的には電気回路の作製技術とプログラムなどの情報処理技術を研究で養う。
必要スキル 電気回路設計・情報処理のスキルがあるとより良い。しかしながら太田研では十分な経験があるので何よりも学習していくことが大切です!
その他 各種展示会に参加してもらう可能性があります。IT系企業との共同実験の可能性もあります。