Research Opportunities for UndergraduaTEs
理工学部・学部学生が最先端の研究に参加できるプロジェクト

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🌸2023年度末 ROUTE成果発表会 開催のお知らせ (2024.2.27更新)

2023年度末 ROUTE成果発表会を、2024年3月26日(火) 13時~16時30分(※時間は予定) 大学中央図書館メディアホール・ラウンジにて開催いたします。今回は昨年に引き続き、対面ポスター発表形式での開催となります。

ROUTE学生ポスター発表希望者申込を開始します。

なお、発表会の参加は、ROUTE学生・ポスター発表者でなくても、どなたでも可能です。          是非奮ってご参加ください。

※ポスター発表申込締切は2024年3月12日(火)となっております。ご注意ください。

【iROUTE】ドイツに研究留学!

物理工学EP4年の伊藤大輔さん (指導教員: 小坂英男 教授) が、10月に約3週間、ROUTEでの研究を活かしたドイツ研究留学・国際交流を経験されました。伊藤さんの貴重な体験談・感想を紹介します。

大学名: Saarland University

研究室名: Quantum Optics Group, Becher Laboratory

研究室URL:https://www.uni-saarland.de/en/chair/becher.html

滞在期間: 約3週間

その他 大学名: Ludwig Maximilian University of Munich
    研究室名: Experimental Quantum Physics, Weinfurter Laboratory
    滞在日時: 1日

~Saarland Universityにて~

【上右】ラボメンバーと研究棟にて。大変温かく迎えて頂きました。実験をしていたところ突然「Beer timeだ」「まだ実験が終わっていません」「Beerが最優先だ」とラボメンバー全員でビールを飲んだことが印象に残っています。

【下右】滞在先の研究室にある量子波長変換光学系。思いの外、自分の研究室と似ているところが多くありました。これまで自分が読んだ論文がここから生まれたことを思うと、世界が少しだけ小さく感じました。

【下中】ラボメンバーと学食にてランチ。ドイツではレストランで食べるとかなり高くついてしまうので、学食は重宝しました。平日は毎日ラボメンバーと学食でランチをしましたが、あちらでは白米の代わりにマッシュドポテトかフライドポテトを食べるようで、少しだけお米が恋しかったです。

~Ludwig Maximilian University of Munichにて~

【下左】人工衛星に使用する基板とボンディング装置。非常に熱く語って頂き、自分も思わずこの実験に参加したくなりました。

【上左】ラボメンバーと光学常盤の前にて。1日中実験について語って頂きました。夕方には、大学構内やミュンヘンの街の案内までしていただきました。

🎉電気推進の国際専門誌 Journal of Electric Propulsion に論文掲載決定!

昨年までROUTE学生として活動され、現在、理工学部機械工学EP4年の中島惟子さん (指導教員: 鷹尾祥典 准教授) による成果を含んだ論文が、電気推進の国際専門誌である Journal of Electric Propulsion (Springer Nature社提供・オープンアクセス) に採択され、掲載されました。

論文題目は、"Emission measurements and in-situ observation of ionic liquid electrospray thrusters with longitudinally grooved emitters" (Authors: Koki Matsukawa, Yuiko Nakashima, Momoko Naemura, Yoshinori Takao)です。

論文の中で、中島さんは in‑situ observation の方で大きく貢献されています。

Journal of Electric Propulsion 掲載論文はこちら https://doi.org/10.1007/s44205-023-00057-8

🌰秋学期ROUTEプロジェクトが始まります!

2023年度秋学期ROUTEプロジェクトのリストが公開されました。
各EPのプロジェクトリストは、本ホームページ こちら
または EP Information メニューのプルダウンリストから、ご覧いただけます。

How to Join・・・ ROUTEプロジェクト参加申込方法についての詳細が記載されています。
Project Lists・・・今学期募集しているROUTEプロジェクトのリストです。各プロジェクトを
         クリックすると詳細情報を確認できます。

🎉2023年度精密工学会 第30回「学生会員卒業研究発表講演会」で「優秀講演賞」を受賞!

2023年 3月14日~16日に東京理科大学 葛飾キャンパスで開催された2023年度精密工学会 第30回「学生会員卒業研究発表講演会」において、理工学部機械工学EP4年(受賞時)の峯岸凜太郎さん(ROUTE指導教員:渕脇大海 准教授)が、「優秀講演賞」を受賞しました。

本研究はROUTEプログラムの一環として取り組んだものであり、発表題目は「無線自走ロボット用の超音波アクチュエータ開発と光学マウスセンサの評価」です。主な成果は、ホロノミック小型自走ロボットに搭載可能な数cm2のサイズの定在波型超音波モータの設計・解析・試作・評価であり、無線駆動ユニット、光学マウスセンサによる内界センサの開発と基本特性の評価です。今回は原理確認のため、5cm/s最大速度の超音波モータを開発しましたが、与圧を調整すれば原理的に50cm/s以上の最大速度を実現できる可能性を示しました。

第30回「学生会員卒業研究発表講演会」 受賞者など詳細はこちら。               https://www.jes.or.jp/amr/awd/23s_awd.html

【ROUTE plus】2023年度 春学期 採択者が決定しました!

2023年度のROUTE plus 春学期の募集が終了し、8名のROUTE学生の研究計画提案書が審査により採択されました。採択されたみなさん、おめでとうございます!

2022年度採択者一覧はこちら

ROUTE plus とは

事業概要

ROUTE研究をさらに推進するため、研究計画提案書を申請し、審査結果に応じて研究経費の一部を支援する仕組みが「ROUTE plus」です。応募申請を希望する学生の方は、アドバイザ教員と相談した上で、募集要領(当ウェブサイトのトップページに案内掲載)に従って研究計画提案書を作成・提出してください。

対象

理工学部1~3年生で申請時ROUTEに参加しており、採択後もROUTE研究の継続を予定している学生。研究分野の制限は特にありません。

春学期応募:ROUTEに少なくとも前年度秋学期には参加しており、今年度春学期も継続している学生                   秋学期応募:ROUTEに春学期参加し、秋学期も継続している学生

🎉火薬学会春季研究発表会にて「優秀講演賞」を受賞!

2023年5月18、19日に東京都機械振興会館にて、対面形式により開催された2023年度火薬学会春季研究発表会において、理工学部化学応用EP3年の菅原寛太さん (ROUTE指導教員: 伊里友一朗 准教授) が優秀講演賞を受賞しました。同研究発表会において口頭発表を行った学生の中から選考委員会による審査を経て、優れた研究発表として評価され、受賞されたものです。

本研究はROUTEプログラムの一環として取り組んだものであり、発表題目は「量子化学計算を用いたイソプロピルアルコール中における過酸化アセトンの生成機構解析」です。化学実験でよく使用される溶媒イソプロピルアルコールは長い時間放置すると爆発性を有する過酸化アセトンが自然に生成・蓄積することが知られていますが、この過酸化アセトンの生成反応経路を理論的に特定し、その生成速度を詳細反応シミュレーションで予測することに成功したことを報告したものです。

火薬学会 2023年度春季研究発表会 受賞者詳細はこちら。               https://www.jes.or.jp/amr/awd/23s_awd.html

🎉情報処理学会全国大会にて「学生奨励賞」を受賞!

2023年3月2日~4日に、電気通信大学での会場参加とオンライン参加によるハイブリッド開催された情報処理学会第85回全国大会 〜ダイバーシティと情報処理〜 において、理工学部電子情報システムEP3年(受賞時2年)の須崎健さん (ROUTE指導教員: 濱上知樹 教授) が学生奨励賞を受賞しました。同大会にて学生セッションで発表された学生会員の中から、優秀な発表として評価され、受賞されたものです。

本研究はROUTEプログラムの一環として取り組んだものであり、発表題目は「遺伝的アルゴリズムにおけるオートエンコーダを用いた個体群の多様性分析」です。

発表内容の概要についてはこちらhttps://www.ipsj.or.jp/event/taikai/85/ipsj_web2023/data/pdf/2M-06.html