- 伊里 友一朗 准教授
機械学習を用いて燃焼上限界を決定する化学的因子を特定せよ -
参加学生 募集中 教員メールアドレス ""を"@"に izato-yuichiro-tkynu.ac.jp 研究室Web https://energysafetylab.ynu.ac.jp/ 定員 1名程度 テーマ概要 燃焼限界(爆発・燃焼が起こる可燃性気体の濃度範囲)は、水素などの可燃性気体の取り扱いにおいて必須の安全データである。現在、炭化水素系ガスの燃焼下限界は精度よく予測する経験則があるが、上限界については改善の余地がある。本プロジェクトでは、機械学習等を活用し、炭化水素系気体もしくは蒸気の燃焼上限界を予測するモデル構築を行うと共に、燃焼上限界を決定する化学的因子について考察する。(注:実験は行いません。) 履修済みであることが望ましい科目 特になし 必要スキル 特になし その他 教員や研究室の学生(先輩)とよくコミュニケーションしながら研究を進めていただきます。 - 伊里 友一朗 准教授
高エネルギー物質の分解・爆発メカニズムを理論的に解析せよ -
参加学生 募集中 教員メールアドレス ""を"@"に izato-yuichiro-tkynu.ac.jp 研究室Web https://energysafetylab.ynu.ac.jp/ 定員 1名程度 テーマ概要 反応性が高い化学物質の反応機構を詳細に理解しておくことは、化学物質全般の安全制御においても重要である。高エネルギー物質TKX-50 (Dihydroxylammonium-5,5′-bistetrazolyl-1,1′-diolat)は低感度でありながら高い畜エネルギー性能を有する化合物として知られている。本プロジェクトでは、計算化学手法を駆使して、このTKX-50の基本骨格である5,5′-Bistetrazolyl-1,1′-diol (BTO)の分解機構を理論的に特定し、TKX-50の低感度性や畜エネルギー性のメカニズムについて理解することに挑戦する。(注:理論検討だけなので、危険性はないです。) 履修済みであることが望ましい科目 特になし 必要スキル 研究を通じて、量子化学計算の基礎も学んでいただきます。 その他 教員や研究室の学生(先輩)とよくコミュニケーションしながら研究を進めていただきます。 - 伊里 友一朗 准教授
線香花火の燃焼の美しさを探求する -
参加学生 募集中 教員メールアドレス ""を"@"に izato-yuichiro-tkynu.ac.jp 研究室Web https://energysafetylab.ynu.ac.jp/ 定員 1名程度 テーマ概要 線香花火が儚げに燃える様子は、我々の心を強く惹きつけます。物理学者、随筆家、俳人であった寺田寅彦は「この線香花火の一本の燃え方には、「序破急」があり「起承転結」があり、詩があり音楽がある」と評しました。この線香花火の美しい燃焼挙動は、物理的・化学的現象が複雑かつ絶妙なバランスで相互作用し合った結果として生み出されます。本プロジェクトでは、主に熱分析を使って線香花火内の分解速度を定量化し、線香花火の燃焼(とその美の)メカニズムについて研究します。 履修済みであることが望ましい科目 特になし 必要スキル 研究を通じて、計測技術の基礎も学んでいただきます。 その他 教員や研究室の学生(先輩)とよくコミュニケーションしながら研究を進めていただきます。 - 岡崎 慎司 教授
鉄の不動態被膜構造に関する基礎研究 -
参加学生 募集中 教員メールアドレス ""を"@"に okazaki-shinji-ypynu.ac.jp 定員 1名程度 テーマ概要 鉄表面に形成される不動態皮膜の構造はその耐食性と密接に関係するので古くから非常に多くの研究が行われているが、未だ解明されていない部分も多い。本プログラムでは、ホウ酸塩緩衝液中で形成した不動態皮膜構造を様々な電気化学的な計測法で調べ、皮膜構造の解明にチャレンジする。 履修済みであることが望ましい科目 化学熱力学・電気化学・材料科学など無機化学及び物理化学系専門科目(ただし、必須ではありません。) 必要スキル スキルではありませんが、電気回路についても興味のある人 その他 実験データの再現性などを上げるための工夫を考えるなど根気が必要です。 - 高橋 宏治 教授
3Dプリンタで作製した構造材料の強度特性評価 -
参加学生 募集中 教員メールアドレス ""を"@"に takahashi-koji-phynu.ac.jp 研究室Web http://www.ktakahashi.ynu.ac.jp/ 定員 1~2名程度 テーマ概要 近年,3Dプリンタを用いて,複雑な形状の金属やセラミックス製の 部材を造形できるようになってきました.しかし,造形時に生じる内部の欠陥の影響により,従来の製法でつくられた部材に比べて, 強度が低いという問題があります.この課題では,3Dプリンタで造形した材料の組織観察,残留応力測定,疲労試験を行い,材料開発 と評価の手法を体験します.
履修済みであることが望ましい科目 材料科学,材料力学など 必要スキル 学生実験で得たスキルと材料工学への興味があれば十分です。 その他 研究室の学生との交流やゼミをとおして能力を伸ばしてください。