Research Opportunities for UndergraduaTEs
理工学部・学部学生が最先端の研究に参加できるプロジェクト

Project lists

2023年度秋学期(今学期)
研究テーマの詳細については各教員に問い合わせてください。
飯島 志行 准教授
セラミックスの3Dプリンティング用インク材料の開発【1,2年生用】
参加学生 募集中
教員メールアドレス ""を"@"に iijima-motoyuki-jcynu.ac.jp
研究室Web http://ceramics.ynu.ac.jp/
定員 1名
テーマ概要 近年、3Dプリンターを活用して、従来の製造法では成形が難しい複雑な形を有するセラミックス材料を、生産性良く製造する試みが世界的に進められています。本プロジェクトでは、複雑形状をもつセラミックス材料を3Dプリントするため、光を当てると固まるスラリー(セラミックスの原料微粒子を液中に懸濁させたもの)の開発に取り組みます。
履修済みであることが望ましい科目 特にありません。
必要スキル こちらも特にありません。必要なスキルは教員や大学院生が教えます。
その他 微粒子やコロイドを用いたものづくりに興味のある人、実験・研究好きな人、大歓迎です。十分な成果が得られた際には、ぜひ学会発表の機会も設けていきたいと思います。実験の時間は、皆さんの授業履修状況を鑑みて相談しながら決めていきます。
飯島 志行 准教授
高濃度スラリーの流動特性と粒子分散状態の評価【1,2年生用】
参加学生 募集中
教員メールアドレス ""を"@"に iijima-motoyuki-jcynu.ac.jp
研究室Web http://ceramics.ynu.ac.jp/
定員 1名
テーマ概要 スラリーとは微粒子(粉)を溶剤中に高濃度に懸濁した分散液のことであり、セラミックス、電池、インク、化粧品の材料設計と製造プロセスで多用されています。本プロジェクトは、レオメータや時間領域NMR等の評価機器を駆使して、微粒子を高濃度に懸濁させたスラリーの流動特性(流れやすさ)と微粒子の分散状態(“ダマ”の形成状態)の関係性を理解し、積極的にスラリーの特性をコントロールすることに取り組みます。
履修済みであることが望ましい科目 特にありません。
必要スキル こちらも特にありません。必要なスキルは教員や大学院生が教えます。
その他 微粒子やコロイドを用いたものづくりに興味のある人、実験・研究好きな人、大歓迎です。十分な成果が得られた際には、ぜひ学会発表の機会も設けていきたいと思います。実験の時間は、皆さんの授業履修状況を鑑みて相談しながら決めていきます。
伊藤 暁彦 准教授
化学気相析出法による人工宝石の合成【1,2年生用】
参加学生 募集中
教員メールアドレス ""を"@"に ito-akihiko-xrynu.ac.jp
研究室Web https://itonium.net/ynu/
定員 1〜2名
資料(PDF) download
テーマ概要 宝石は、天然に産出する無機結晶であり、その審美性に多くの人が魅了されます。工業用途に適した物性を示すものは、主に液相法により人工宝石 (lab-created gems) がつくられ、硬質材料や機能性材料、光学材料として使われます。本研究テーマでは、我々の得意とする気相法を利用した無機固体結晶の合成に挑戦します。具体的には、原料となる有機金属化合物を気化させ、析出反応により無機結晶を気相成長させます。合成時の温度や圧力、組成といったレシピは自由に制御することができ、それに応じて多彩な無機固体結晶の結晶自形が現れます。また、賦活元素により蛍光発光特性を持たせることもできます。みなさんの挑戦をお待ちしています。
必要スキル 気相合成、相同定、電顕観察スキルは、研究を進めながら習得していきます。いずれの装置も当研究室の所有設備のため、気兼ねなく使用できます。研究と学業との時間配分については、相談に応じます。
その他 自分の手でモノをつくるのが好きな学生、無機固体結晶を眺めるのが好きな学生、光り物が好きな学生、論文執筆に興味がある学生、後期課程進学を検討している学生の参加を期待しています。その他の情報については、研究室Webサイトを参照したり、研究室見学に来てください。
稲垣 怜史 准教授
二酸化炭素を吸着する多孔質材料を合成しよう【1,2年生用】
参加学生 募集中
教員メールアドレス ""を"@"に inagaki-satoshi-zrynu.ac.jp
研究室Web http://www.kubota.ynu.ac.jp/
定員 1~2名
テーマ概要 分子サイズレベルの細孔をもつ材料は,大気中の様々な分子を選択的に吸着できる機能材料です。
このテーマでは「多孔質材料」を実際に合成することを体験し,その材料が二酸化炭素を吸着する能力を調べます。
二酸化炭素の分子の性質を踏まえて多孔質材料に付与する機能を一緒に考えながら材料設計をしていきます。
履修済みであることが望ましい科目 物質科学、物理化学I、無機化学Ⅰ
必要スキル 化学実験で修得した実験スキル,英文論文を読む英語力
上野 和英 准教授
次世代蓄電池に用いる新規イオニクス材料に関する基礎研究【1,2年生用】
参加学生 募集中
教員メールアドレス ""を"@"に ueno-kazuhide-rcynu.ac.jp
研究室Web https://ynu-estlab.jp/
定員 1~2名
テーマ概要 研究室では次世代蓄電池材料に関連する研究を行っています。ここでは、特に次世代リチウムイオン電池やストレッチャブルバッテリーへの適用へ向けた新規電解質材料およびゲル材料に関する基礎的な検討を行います。
履修済みであることが望ましい科目 物理化学I、物理化学I I、化学熱力学B、電気化学B
生方 俊 准教授
有機薄膜の光誘起物質移動による表面微細加工【1,2年生用】
参加学生 募集中
教員メールアドレス ""を"@"に ubukata-takashi-wyynu.ac.jp
研究室Web http://www.ubukata-lab.ynu.ac.jp/
定員 1~2 名
テーマ概要 ある種の有機化合物は光を浴びると分子の構造が変化し、この構造変化は、様々な物性の変化に結びつくことになります。また、一概に光と言っても様々な波長の光があり、これらを時間的・空間的に精密に制御した上で物体に照射することが可能です。本研究室では、光応答性有機薄膜に局所的な露光を施すことにより、物質移動に基づき形成される表面レリーフと呼ばれる表面微細加工の研究を行っています。本研究では、身の回りの様々な光応答性化合物を用いて表面レリーフ形成を目指します。
履修済みであることが望ましい科目 物質科学、有機化学Ⅰ、物理化学I、化学実験、化学・生命情報基礎演習
必要スキル 化学実験、化学・生命情報基礎演習で学んだスキル
その他 研究室ゼミでは、先輩達の日頃の研究活動の報告や論文報告にも参加できるので、授業では体験できないことが勉強できます。
生方 俊 准教授
界面活性剤で台風・豪雨を弱められるか【1,2年生用】

※ 複数の教員が指導する共同研究テーマ
参加学生 募集中
教員メールアドレス ""を"@"に ubukata-takashi-wyynu.ac.jp
研究室Web http://www.ubukata-lab.ynu.ac.jp/
定員 1~2 名
テーマ概要 台風が発生し、強大化する源は海水面からの水の蒸発による雲の発生であり、海水面からの水の蒸発を抑えることができれば台風の発生や強大化を抑制できると考えられています。ある種の界面活性剤は、空気の層と水の層の間に自己組織的に厚さ数nm程度の単分子膜を形成しますが、この単分子膜により水の蒸発を抑制できることが知られています。本研究では、海水面に形成する単分子膜で水の蒸発の抑制ができるかについて、実験室に擬似的な海水面を作製して検討を行います。
履修済みであることが望ましい科目 特にありません。
必要スキル 英文論文を読む英語力
その他 先輩達の日頃の研究活動の報告や論文報告といった研究室ゼミにも参加できるので、授業では体験できないことが勉強できます。
大山 俊幸 教授
熱硬化性樹脂の強靭化に関する研究【1,2年生用】
参加学生 募集中
教員メールアドレス ""を"@"に oyama-toshiyuki-wzynu.ac.jp
研究室Web http://oyama-polym.ynu.ac.jp/
定員 1名
テーマ概要 高校化学でも学んだフェノール樹脂や尿素樹脂などの「熱硬化性樹脂」は、接着剤、塗料、航空機の機体、集積回路の封止材など、様々な分野で利用されています。しかし、熱硬化性樹脂には「もろい」という欠点があるため、さらなる活用のためにはもろさの改善(強靭化)が必要となります。このテーマでは、当研究室で研究を進めている「in situ重合法」を利用した熱硬化性樹脂の強靭化について探索を行う予定です。In situ重合法は、熱硬化性樹脂の硬化と樹脂を強靭化するためのポリマーの合成を同時に行う手法であり、従来の方法と比べて高い強靭化効果が得られることが明らかとなっています。
履修済みであることが望ましい科目 学年に応じた有機化学・高分子化学系の科目を履修していることが望ましいですが、必須ではありません。
必要スキル 特にありません。必要なスキルは教員や学生が教えます。
その他 我々の身の回りに広く存在する「高分子」の研究を行ってみたい、という方はぜひご連絡ください。学業との時間配分については相談に応じます。
大山 俊幸 教授
感光性ポリマーを用いた微細パターンの形成【1,2年生用】
参加学生 募集中
教員メールアドレス ""を"@"に oyama-toshiyuki-wzynu.ac.jp
研究室Web http://oyama-polym.ynu.ac.jp/
定員 1名
テーマ概要 光を照射した部分の溶解性が変化する「感光性ポリマー」は、光を照射した後に現像を行うことで微細パターンを形成できるため、集積回路や電子基板の作製など、様々な分野で利用されています。このテーマでは、当研究室で開発した新手法を用いてポリマーに感光性を与え、微細パターンを形成する研究を行っていただく予定です。形成したパターンは走査型電子顕微鏡などで観察します。
履修済みであることが望ましい科目 学年に応じた有機化学・高分子化学系の科目を履修していることが望ましいですが、必須ではありません。
必要スキル 特にありません。必要なスキルは教員や学生が教えます。
その他 我々の身の回りに広く存在する「高分子」の研究を行ってみたい、という方はぜひご連絡ください。学業との時間配分については相談に応じます。
川村 出 准教授
廃棄物由来セルロースナノファイバーの生成と機能化【1,2年生用】
参加学生 募集中
教員メールアドレス ""を"@"に kawamura-izuru-wxynu.ac.jp
研究室Web http://www.ikawamura.ynu.ac.jp/
定員 1~2 名
テーマ概要 当研究室では循環型社会に役立つ新素材としてコーヒー粕やホップの蔓(つる)などの食品/農業廃棄物からセルロースナノファイバーを取り出し、その機能化の研究を行っている。本ROUTEプログラムにおいて、研究の流れを体得するとともに、機能性向上に向けた表面修飾の研究を実施する。
履修済みであることが望ましい科目 特になし
必要スキル 研究への情熱
児嶋 長次郎 教授
遺伝子組換え技術による蛋白質機能の改変と機器分析【1,2年生用】
参加学生 募集中
教員メールアドレス ""を"@"に kojima-chojiro-xkynu.ac.jp
研究室Web http://nmrlab.ynu.ac.jp/labotop.php
定員 各学年 1名
テーマ概要 蛋白質は多数のアミノ酸が鎖状につながったものですが、たった1つのアミノ酸が別のアミノ酸に置き換わることで、蛋白質の機能が劇的に変わることがあります。本研究では、生命の不思議を化学の言葉で解き明かすことを目的に、あるアミノ酸を別のアミノ酸に人工的にデザインして置換する遺伝子組換え技術(配列比較、立体構造比較、点変異)で蛋白質機能が変わる仕組みを調べます。また、実際に変異を導入した蛋白質を発現・精製し、酵素活性、蛋白質・蛋白質相互作用、蛋白質・薬剤相互作用について、様々な分析機器で調べます。
履修済みであることが望ましい科目 特になし
必要スキル 特になし
その他 本研究はサマースクール形式(8月後半〜9月と2月後半〜3月の集中実施形式)で行いますので、授業には支障を来たしません。

希望者は10月後半〜のラボの3年生向け輪読会(Essential細胞生物学、NMR入門)に参加可能です。
五東 弘昭 准教授
機械学習などに使用できるプログラミング言語pythonの学習をしたい人を募集
参加学生 募集中
教員メールアドレス ""を"@"に gotoh-hiroaki-ywynu.ac.jp
研究室Web https://poclab.notion.site/
定員 数名
資料(PDF) download
テーマ概要 https://paiza.jp/
という学習サイトでpythonを学ぶ人を募集します。
1年間無料で、このサイトでプログラミングを学ぶことができます。また、ケモインフォマティクス入門書をもちいて化学分野の機械学習についても学んでいきます。
https://zenn.dev/poclabweb/books/chemoinfomatics_beginner

その他 他の有名大学などではpythonを全学部教養で学んでいるところもあります。
人気が高ければ、頑張って単位化も目指したいと思いますが時間がかかるので、希望者だけでも学べるようにしたいと思います。

以下は、プログラミングの初学者を対象にPythonを用いたプログラミングを演習方式で学ぶもので、京都大学学術情報リポジトリ(KURENAI)で公開されている。
https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/245698/1/Version2020_02_13_01.pdf
多々見 純一 教授
医療機器を使って日本画製作プロセスをその場で見てみよう【1,2年生用】
参加学生 募集中
教員メールアドレス ""を"@"に tatami-junichi-xvynu.ac.jp
研究室Web http://ceramics.ynu.ac.jp/
定員 1名
テーマ概要 このテーマは芸術と粉体工学の学際的な研究です。日本画は天然顔料である岩絵の具を水に分散させ、これを筆で描くことで製作されます。この研究では、医療機器として発展してきた光コヒーレンストモグラフィーを用いて、紙に絵具を載せて水がしみこみながら定着し、乾燥していく様子をその場観察します。このような研究を通じて、岩絵の具の水への分散や添加物の最適化を科学的アプローチで解決していきます。
履修済みであることが望ましい科目 特にありません。気軽にどうぞ。
必要スキル 実験や研究の方法については、教員・学生が丁寧に教えるので、特にありません。
その他 セラミックスに興味がある人、これまでにない材料を開発してみようという意欲のある人、実社会で課題になっていることの解決に携わりたい人、世界初のことを是非やってみたい人、大歓迎です。成果はぜひ学会などでの発表もしていきましょう。実験の時間については、皆さん授業などで忙しいと思うので、相談に乗ります。
多々見 純一 教授
界面の力学挙動を第一原理計算(量子力学)で予測する【1,2年生用】

※ 複数の教員が指導する共同研究テーマ
※ EP横断の共同研究テーマ
参加学生 募集中
教員メールアドレス ""を"@"に tatami-junichi-xvynu.ac.jp
研究室Web http://ceramics.ynu.ac.jp/
定員 1名
テーマ概要 構造物レベルでは一様だと考えられる材料であっても,顕微鏡などでその組織を観察すると非常に複雑な内部構造を有していることがわかっています.実験・観察技術の進歩は,これら材料の微視構造レベル(数ナノm~数マイクロm)での実験や観察を可能にして,より精細な材料特性が計測できるようになってきました.しかしながら,現代の技術をもってしても微視領域に存在する「界面」の力学特性を計測することは困難です.対象領域が小さいことももちろんですが,材料や場所によって界面やその近傍での原子配置そのものが複雑に変化していることが,「そもそも界面とは?」というレベルからの議論を必要としています.本テーマでは,実際に原子を配置しながら界面をモデル化して,量子力学に基づくシミュレーション(スーパーコンピュータ上での第一原理計算)を駆使して,界面のエネルギー状態を評価しながら,界面の力学特性に換算することに挑戦します.界面における原子のすべりや原子空孔を生じるために必要なエネルギー障壁を評価することで,材料の強度を支配する素過程レベルのメカニズムを解明します.
履修済みであることが望ましい科目 材料の物性などを取り扱う科目,量子力学・量子化学に関連する科目など
必要スキル 3次元空間での位置関係を把握するのが得意だったり,キーボードを叩くことに抵抗がなかったりすると取り組みやすいかもしれませんが,取り組んでいるうちに慣れます(笑)
その他 第一原理計算については物理工学EPのRaebiger准教授とKISTEC(神奈川県立産業技術総合研究所)の研究者が,炭素鋼の界面構造については機械工学EPの松井准教授が,セラミックス材料の界面構造については多々見が対応しますが,4者での共同指導で実施します.
多々見 純一 教授
積層セラミックコンデンサのメソスケール力学特性評価【1,2年生用】

※ 複数の教員が指導する共同研究テーマ
※ EP横断の共同研究テーマ
参加学生 募集中
教員メールアドレス ""を"@"に tatami-junichi-xvynu.ac.jp
研究室Web http://ceramics.ynu.ac.jp/
定員 1名
テーマ概要 皆さんのスマートフォンやPCにはたくさんの電子セラミックス部品が搭載されています。その中でも強誘電性セラミックスとNi電極からなる積層セラミックスコンデンサ(MLCC)はスマートフォン1台あたり800~1000個も使われています。MLCCにおいては、その電気的特性を向上させることはもちろんのこと、近年ではその機械的信頼性も重要となっています。しかし、実部材、かつ、その内部の強度などの力学特性を評価することは難しく、その情報はこれまで得られていませんでした。このテーマでは、実際のMLCCのを対象として、我々の研究室で精力的に研究を進めているマイクロカンチレバー法を用いて、MLCC中の強誘電性セラミックスの微構造と同じマイクロメートルスケール(メソスケール)の力学特性を実測し、MLCCの機械的信頼性向上に資する材料およびプロセス設計手法を解明していきます。
履修済みであることが望ましい科目 特にありません。気軽にどうぞ。
必要スキル 実験や研究の方法については、教員・学生が丁寧に教えるので、特にありません。
その他 セラミックスに興味がある人、これまでにない材料を開発してみようという意欲のある人、実社会で課題になっていることの解決に携わりたい人、世界初のことを是非やってみたい人、大歓迎です。成果はぜひ学会などでの発表もしていきましょう。実験の時間については、皆さん授業などで忙しいと思うので、相談に乗ります。
獨古 薫 教授
イオン液体を用いた次世代電池の基礎研究【1,2年生用】
参加学生 募集中
教員メールアドレス ""を"@"に dokko-kaoru-jsynu.ac.jp
研究室Web https://mwatalab.xsrv.jp/
定員 1~2名
テーマ概要 次世代蓄電池や燃料電池に関連する研究を行う。特に新規電解液の開発し、電解液中におけるイオン伝導メカニズムや電池内部における電気化学反応を解析する。
履修済みであることが望ましい科目 物理化学I、物理化学I I、化学熱力学B、電気化学B
必要スキル 特に必要ないが、Excel, Wordなどは使用できること。
その他 次世代蓄電池や燃料電池の研究開発に興味がある学生を歓迎する。研究内容の詳細については、渡邉・獨古・上野研究室のホームページを参照。
松本 真哉 教授
熱で動く分子性結晶を探してみよう!【1,2年生用】
参加学生 募集中
教員メールアドレス ""を"@"に matsumoto-shinya-pyynu.ac.jp
研究室Web https://er-web.ynu.ac.jp/html/MATSUMOTO_Shinya/ja.html
定員 1~2名
テーマ概要 皆さんは、有機化合物の結晶が動く、ということを想像できるでしょうか?。最近、有機化合物の単結晶が、温度変化によっていろいろな動き(動的挙動)を示す例が報告されています。私の研究室でも、二種類の色素の単結晶が温度変化で動く例を見出しました。本テーマでは、分子構造の考察などを基に、動く可能性のある色素結晶の探索に取り組んで頂く予定です。
履修済みであることが望ましい科目 有機化学1(必須ではありません)
必要スキル 化学物質の安全性に関する基礎知識が必要ですが、実験を通して学んで頂くことも可能です。
その他 自分の手で観察を含む丁寧な実験をして、新しい発見を体験してみたい、と考えている人を歓迎します。結果がでれば学会発表は確実に行います。
松本 真哉 教授
総合的な探求の時間で”化学”の魅力向上を図る教材や課題の検討【1,2年生用】
参加学生 募集中
教員メールアドレス ""を"@"に matsumoto-shinya-pyynu.ac.jp
研究室Web https://er-web.ynu.ac.jp/html/MATSUMOTO_Shinya/ja.html
定員 1~2名
テーマ概要 令和4年度から、高等学校の必修の教科として、総合的な探究の時間が本格的に開始されます。化学は、私たちの生活になくてはならない存在ですが、教科としては、やや異なる印象を持たれる場合があると感じています。総合的な探究の時間では、化学に関する課題であっても、様々な観点から課題意識を持つことが可能です。そこで本課題では、高校1年生を対象に、化学の教科としての魅力を向上できる探究課題に関わる教材などの検討を進めたいと考えています。
履修済みであることが望ましい科目 特にありません
必要スキル 特にありません。
その他 課題の検討を教育委員会や高校と進める可能性がありますので、教員免許の取得を考えている方にとってはメリットのある課題と考えています。また、具体的な結果がでれば学会発表を進める予定です。
本倉 健 教授
触媒で廃棄物の出ない反応を実現しよう【1,2年生用】
参加学生 募集中
教員メールアドレス ""を"@"に motokura-ken-xwynu.ac.jp
研究室Web https://www.motokura.org/
定員 1~2名
テーマ概要 研究室では新しい触媒を使って、副生成物の無い合成反応の実現を目指しています。ここでは、不活性なC-H結合の切断が可能な触媒を開発し、目的生成物の直接合成を試みます。
履修済みであることが望ましい科目 物理化学、有機化学、分析化学の基礎的な知識を使います。
必要スキル 特になし
藪内 直明 教授
次世代ナトリウムイオン蓄電池用材料開発【1,2年生用】
参加学生 募集中
教員メールアドレス ""を"@"に yabuuchi-naoaki-pwynu.ac.jp
研究室Web http://www.yabuuchi-lab.ynu.ac.jp/
定員 1~2 名
テーマ概要 近年、電気自動車の販売台数が急激に増加しています。ですが、今後、さらに販売台数が増えるとニッケル資源が枯渇すると言われています。また、リチウム資源の値上がりも続いています。本テーマではこのようなリチウム・ニッケルといった元素を利用せずに、ナトリウムやチタンといった汎用元素を用いた電極材料を用いた高性能蓄電池の実現を目指した研究を行います。これらの蓄電池は将来的には電気自動車だけではなく、自然エネルギーを蓄えるといった用途にも活用できると期待されています。
履修済みであることが望ましい科目 無機化学 I , 無機化学 II, 電気化学 (必須ではりません)
必要スキル 結晶学の基礎知識 (配属されてからの習得で十分です)
その他 蓄電池、材料化学、国内外の企業と共同研究に興味がある人、将来、国際的に活躍したいと考えている人は大歓迎です。
山口 佳隆 教授
マイクロ波加熱による金触媒の調製とその活用に関する研究【2年生用】
参加学生 募集中
教員メールアドレス ""を"@"に yamaguchi-yoshitaka-hwynu.ac.jp
研究室Web http://yyama-lab.ynu.ac.jp/
定員 1~2名
テーマ概要 金は金属の中で唯一、大気中の酸素で錆びないほど化学的に安定なため、触媒としての利用は不可能だと考えられていました。ところが約40年前、ナノメートルサイズにすることで、化学反応を促進する触媒となることが発見されました。しかし金は、よく触媒として用いられる白金などと比べて融点が低く、粒子同士が凝集しやすい性質があり、より小さな粒子径をもつ触媒の調製が課題です。

本研究では、金触媒の調製過程で必要な加熱に、マイクロ波を用いることで粒子サイズを制御し、新たな触媒反応の開発を目指しています。
履修済みであることが望ましい科目 無機化学や有機化学、化学実験など (必須ではありません)
必要スキル 特にありません。必要なスキルは教員や学生が教えます。